日本の南極観測船の名前は、”しらせ”。
これは、日本の艦船には珍しく人命に由来している。
由来は、白瀬矗という旧陸軍の中尉であり。日本の南極探検のパイオニア。
彼が、秋田県の現在のにかお市の出身ということで、当地には
白瀬南極探検隊記念館なるものが存在する。
記念館の入り口。あまり可愛くないペンギンが迎えてくれる。
初代・しらせで使用していたスクリューも展示されてました。
因みに、記念館の名前からだと白瀬隊の南極探検記念館のように思えるが
明治時代の白瀬隊と本当に同時期に行なわれた、イギリスやノルウェー探検に
関しても、説明があり、当時の国力の差なのか?と白瀬隊が南極への
航海で使用した船のしょぼさと、それでも南極までいってしまった、白瀬さんを
筆頭に明治の日本人には驚かされます。
そして、昭和以降の南極探査に関しても展示されていて、日本人が初めて
南極点に到達した際に使用した雪上車の実物が展示されていたり
南極の氷に触れたりできて、南極やオーロラに多少興味がある人には
行っても、そんの無い施設かもしれないけど、周りに何もない・・・
【白瀬南極探検隊記念館】
開館時間
3月1日~10月31日 9:00~17:00(入館は16:30まで)
11月1日~翌年2月末日 9:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月3日)
入館料
一般 300円、小・中学生 200円
20名以上の団体は各100円割引
障害者半額
【問い合わせ先】
『白瀬南極探検隊記念館』
秋田県にかほ市黒川字岩潟15-3
TEL 0184-38-3765
FAX 0184-38-3762